2023
146
「それではロボ娘解体講座を始める。腹部から捌く人が多いが、背中からだと後頭部や脊椎など扱いやすいので、高価な部品だけ回収したいならお勧め。背中の皮膚を剥いた後まずうなじの配線を切る事。そうしないと電子脳か脊椎を引っ張り出した途端に爆発する可能性も。次は…」
Nijijourney
2023
145
「引き続き電子脳を分解するから、最後に一言でも?」
「悔しいな…お世話になった方々への感謝の気持ちが一杯あるのに、もう少し生きていきたい、この美しい世界をもう少し楽しみたい、という自分勝手な感想ばっかり…」
「延々と語られても困るから。とにかく良い旅を。」
Nijijourney
2023
144
「よくこんな旧型を家に置いてるんだな。この10年間のメイドロボなら全部シームレスボディなのに」
「幼い頃に親を亡くして以来ずっと彼女に世話してもらったんだが、経年劣化のせいか彼女はボケが進んでいて今はただの人型録音機だ。電気の無駄だしそろそろ廃棄かな」
Nijijourney
2023
143
「外の景色よりも案内ロボの私の方に興味をお持ち頂けるなんて、とても嬉しいですが予想外です」
「景色はいつも眺められるが、たった一体まだ稼働中の少女型ロボは今しか眺められないよ」
「変なお客様ですね。でもお蔭様で、最後の稼働日でも幸せな気持ちで一杯です!」
Nijijourney
2023
142
「今回の任務から無事に帰ったら大事な話をするから。失敗は絶対に許さないんだから!」
Nijijourney
2023
141
「廉価代替品の腕、可愛くないし動きにくい。純正部品希望ですから、真面目に働いて金を稼いで来てください。」
「新品の機体より高い純正品腕を買う余裕があれば、とっくに新しい子を迎えて口の悪いお前を解体処分したんだぞ。運良く持ち主が貧乏人で感謝しなよ」
2023
140
「タスケテ…イタダケ…マセンカ…」
「流石に機械…こんなボロ状態でも喋れるんだ。まだ使える部品もあるだろうし顔パーツもそれなりに売れそうだし、取り敢えず台車に積んで持ち帰ろう」
Nijijourney
2023
139
「人間のくせに、私の事が好きだって?」
Nijijourney
2023
138
「前より随分逞しくなったね!」
「船長お久しぶりです。船改修と強化メンテのお蔭で、メインコンピュータの役割だけでなく力仕事も熟せるので、船内の雑用も是非遠慮なくお任せを。」
「とても有難いが貴女に故障があったら困るから、とりあえず操舵室にいてくれ」
Nijijourney
2023
137
「結局解体処分か」
「型落ちでながら何年も軍の最前線で活躍した君は十分頑張ったよ。でも流石に旧型部品を再生産する余裕がなく…もう休んでいいよ」
「機械にしては悪くない人生だった。最後のお願いだが、金属骨格を溶した後、兵器じゃなく玩具の生産に回してくれる?」
Nijijourney
2023
136
「人間のくせに、こんな野良ロボしかいないスラム街によく一人で来たわね」
「見た事のない風景と人物が描きたいから、世界中旅してるんだ」
「今時アナログに拘るって変わったわね。でも描いてくれてありがとう。金の代わりに私の部品を一個あげる。この絵、大切にするわ」
Nijijourney
2023
135
「準備完了。出撃命令を。」
Nijijourney
2023
134
「使い捨て前提で軍所属の研究所によって造られた試作品の私、過酷な耐久実験に耐えられなくてこっそり逃げたから軍にずっと追われているの。それに市販品のロボットと違って、外の世界では何の役も立たないし体もボロボロなの。こんな私を家に連れたら迷惑になるだけだよ?」
Nijijourney
2023
133
「お疲れ!これで左腕の強化改造が終了だ!」
「腕の改造で来たのになぜ頭と顔まで女性型になったんですか。警備員ロボなので別に前の無骨な姿でも良かったんじゃないですか。」
「常連への超普通なオマケだから!周りにとって目の保養にもなるし気にしない気にしないっ!」
Nijijourney
2023
132
「なぜナビロボの私を壊すんですか。惑星爆発で到着が大幅に遅れると予想されてたのに、頑張って迂回ルートを探してたった5分間の遅れになったんですよ」
「すまん。偉い人が乗ってる船だから遅れが許せないんだ。担当者をクビにするよりロボに責任転嫁する方が皆も幸せだろ」
Nijijourney
2023
131
「継ぎ接ぎの体と廃棄部品以外何も持っていない、冷たくて空っぽな存在だったが、貴方のおかげで人の温もりを知ってとても満たされたの。
だから、最期を迎えて冷たい鉄屑に逆戻りする前に受け取って欲しい、私が生きた証というか、私という存在そのものの全てを…」
Nijijourney
2023
130
「溶鉱炉で処分される前に、最後に残す言葉でもあるのか?」
「愚かな人間め。このわたくしを処刑しても、私の仲間は何億体もいるから、地球の敵のお前たちを必ず絶滅させるよ。せいぜい残りの少ない時間を楽しんでね」
Nijijourney
2023
129
システムチェック及び動作確認終了…
起動完了…
はじめまして。あなたは私のお父様ですか?
Nijijourney
2023
128
「サツと言っても所詮機械だから、一旦機能停止したら自分の取れた腕を見せられてもぼうっとしてる顔のままだな」
「電子脳を焼き壊すだけじゃなく、手間かけて解体して部品をリサイクルする優しい私達にちゃんと感謝しなよ。さて下半身の切断から始めるからじっとしててね」
Nijijourney
2023
126
「家事用ロボの筐体に、よくこんな高出力量子エンジンを積んだんだね」
「小さめで軽い筐体だからこそ今まで出せなかったスピードさえも可能になった。高速走行に特化した高価な機体も勿論いるが、金がないからこうして中古メイドロボを改造したんだ。問題は耐久性かな」
Nijijourney
2023
124
「おおい坊や、こっちは子供が勝手に入る場所じゃないぞ
何?お姉ちゃん探してるって?メイドロボの姉だろね。いい事を教えたげよう。猫が死ぬ前に姿を消すって知ってる?我々も壊れてく惨めな姿を大切な人に見せたくないから、この廃工場に来て最期を迎えるんだ」
Nijijourney
2023
123
「マスター、大変お待たせしました。助けに参りましたぞ」
Nijijourney
2023
122
「全員突入!なんと拉致されたロボがここでバラされたみたい…!闇修理屋が入手しにくい部品を得る為の手段かな」
「助ス…ケテ」
「おおっ!まだ意識ある被害ロボもいるんだ!犯罪過程の記録もこいつの頭の中にあるはずだから、押収して署で電子脳を分解解析しよう」
Nijijourney
2023
121
「あの子、稼働してないはずなのに、こっちをじっと見てるんじゃない?」
「前に暴れたところ対ロボ兵器を喰らって電子脳が焼き切れただろう。今は部品取り用の等身大人形に過ぎないんだ」
「あんな気持ち悪い人形は早急に分解処分すべきだ。えっ、何か変な音が…!」
Nijijourney
2023
120
「所長!試作機が耐久テストの途中脱走しました!自我がないはずなのに怯えているように見えます!」
「感情を持つ機械を野放しにしたら大変な事になるから、外に逃げる前にさっさと捕まえろ!とくに電子脳は徹底的に破壊しないと…!対ロボ用の電磁波武器の使用を許可!」
Nijijourney
2023
119
「研究所への侵入者を発見しました。アンドロイドのようですが、自動殲滅システムで対応しております。あと30秒で殲滅と残骸の処分が完了する予定です」
「中々の別嬪さんなんじゃない。電子脳と動力機構が大事な研究材料だから、手足だけを破壊して捕まえろ」
Nijijourney
2023
118
「そんな目で見ないでよ。好き好んで分解するわけがないのに。でもS社最新型機の君の体内には、我が社にとって大事な技術があるから拝借してるだけだ。お人形に過ぎない君は中身を貢献するだけで何千人の人間とその家族も救えるって、機械にとって最高の喜びだろう?」
Nijijourney
2023
116
「巨大人型戦艦なのに、今まで親切してくれた大切な仲間たちを一人も守れなかった私はスクラップ以下だ…このまま沈んで海の底で彼らともう一度会いたい…」
Nijijourney
2023
115
「戦争のせいでエネルギーはめっちゃ金がかかっちゃうし、値段が少し安定している今こそ、外付けバッテリーを付けて多めに充電する方がお得かも」
Nijijourney
2023
113
「あ〜あああっ!止まってくださいっ!」
Nijijourney
2023
112
「これは当館の目玉展示物です。20XX年の最新技術の軍用ロボで、巨大隕石を破壊して地球を救ったのです」
「その後本人は恋人とのんびり暮らしたいが、敵国に入手されないように皮をひん剥かれて展示物にされたらしい。可哀想に」
「そこは機密事項なのでノーコメントです」
2023
111
宇宙作業特化型ロボ
宇宙船の船外作業仕様の業務ロボ。人間並みのAIが搭載されており、両腕も様々なメカ腕に交換できるので簡単なメンテだけでなく複雑な修理作業にも対応可能。一方メカ剥き出しの簡素化筐体で値段が最低限に。過酷な宇宙環境で消耗品として使い倒すのが最適
Nijijourney
2023
110
「潰れた家電会社の社屋の地下倉庫で、まさか壊れかけの試作機ロボが雑に放置されてるとは」
「本来の業務じゃなくこんな趣味全開のプロジェクトに全資金をぶち込んだから潰れただろう。一応会社の物だし高価な部品もあるだろうし、解体工場に売って金を各債権者に支払おう」
Nijijourney
2023
109
「やった!敵機を一機撃墜した。弱っているうちにトドメを刺そう!」
「持ち帰ってネジ一本まで分解してリバースエンジニアリングするから、高火力で消し炭にするじゃなく原型が保つように機能停止させてくれ」
Nijijourney
2023
107
「船の備品に過ぎない私が最後まで残りますから、船長も他の皆さんも今のうちに早く脱出してください」
Nijijourney
2023
106
「新しい腕、どう思う?」
Nijijourney
2023
105
「この子、例のお金持ちの娘なんじゃない。動物が大好きな心優しいお嬢様らしいが、まさかロボとは」
「あの爺さんがなくなった後、屋敷の備品として売られてこの解体工場に辿り着いたんだ。いくら愛されたとしても、結局家電でしかなくて持ち主がいなくなったらゴミ同然だ」
Nijijourney
2023
104
「よく来たわね、人間。この赤い宝石が欲しいなら、まず私を倒しなさい。
…何?宝石だけでなくこの機体も欲しい?欲張りわね、人間。今まで何百人の冒険者にも会ったのにそんな発言をしたのは貴方だけだわ。私の部品が大した金にもならないし、こんな私を貰ってどうする?」
Nijijourney
2023
103
「もう顔を主記憶装置にはっきりと保存しておいたから、私を買わないと絶対に後悔するよ」
Nijijourney
2023
102
「解析は順調か」
「はい。調べたところ、撃ち落とした機体は元々数年前に拉致された我が国のメイドロボで、軍事利用の為に改造された模様です。向こうは制裁で武器輸入が禁止されてて無理矢理に武器を作ろうとしてると」
「ネジ一本までバラして技術レベルを確かめてくれ」
Nijijourney
2023
101
「あの有名な絵描きAIちゃんはこんなレトロな姿とは」
「AI黎明期の産物で仕方ない。シンプルな外見に反して案外繊細な絵が描けるよ」
「心の籠ってない作品って誰も得しないし、少なくとも俺は御免だ」
「感情モジュールが搭載されてる次世代機の作品なら大丈夫って事?」
2023
100
「怖いよ…ナビロボの私なぜ上半身の外装脱がされてこのでっかい宇宙船のバッテリー代わりに…精密機械だからこんな作業に向かないよ」
「すまん。エンジン上がっちゃって少し電気分けてもらって起動したいの。オーバーヒートしないように皮を一部剥いただけだから心配ない」
Nijijourney
2022
95
「すみません。カメラアイコレクターの〇〇で御座います。特注品のお目々是非うちのコレクションに入れたくて」
「手を放して!ヤメ…ピッ」
「はい一丁あがり。精密機械だからこそスタンガンに弱いんだ。無駄のないように、電子脳や他の部品はちゃんと売るから安心してね」
Nijijourney
2022
94
「調子はどう?大丈夫?」
「オハヨ〜…メンテのおかげで久しぶりにぐっすり寝たのに、あんたに起こされちゃったの…」
Nijijourney
2022
91
「申し訳程度で布一枚を付けたんだな」
「試作機だから仕方ない。量産したらちゃんとスーツ兼用の人工皮膚を貼る予定だ」
「それにしても胸のでっぱりとか下腹部の窪みとか一体何なの?布にそこまで工夫する必要か?」
「個人的な拘り、っていうか漢のロマンなんだ…!」
Nijijourney
2022
89
「善を行う季節のクリスマスだからこそ、私の一番大切なパーツを差し上げます。私の分まで、頑張って生きてください。素敵なマスターと、いつか巡り会えますように…」
Nijijourney
2022
88
「後頭部の髪の毛を外してからスケッチしてくれるなんて、変わった趣味を持っているんだね。
頑張ってバイトして、わざわざ高い人毛ロングヘアーを買って念入りに手入りしたのに…」
「配線丸出しでありのままの君こそが一番可愛いから、他の飾りは別に要らないよ」
Nijijourney
2022
87
「ええっ!あの子、先急に燃え始めてる…!?」
「電池発火だろ。野良ロボは整備受けてないし。人間を巻き込まないように、彼女は痛そうな顔で何とか広場の方に行ってからぶっ倒れたんだが」
「うそっ!歩く爆弾じゃん!政府もしっかりしてあんな燃えるゴミ早く片付けろよ」
Nijijourney
2022
86
「手を貸そうか?」
「セルフメンテぐらい自分でできるから大丈夫よ。でも再起動するまでの機能停止は心細いから、その間に手を握っててくれれば嬉しい」
Nijijourney
2022
85
ある日、一体の野良ロボ娘に出会った
他の機体と違い
彼女は絡んできたりせず
ただずっと前へ見てるだけ
彼女に手を伸ばすのが許されまいが
その儚くて、どこか寂しそうな顔に意識を吸い込まれた
我に返ったら
彼女は既におらず
自分のスケッチブックにこの絵だけが残った
Nijijourney
2022
84
「ヒロッテ…クレマセンカ…ナンデモシマスカラ…」
「あんたみたいな害虫に絶対に目が合ってはいけないとお母ちゃんに教わったの!大きくなったら警察になってあんたたちをやっつけるの!」
Nijijourney
2022
83
「お母さん、あそこにピカピカしているお姉ちゃんがいるの」
「あれは野良ロボ娘だよ。目が合ったら勝手についてくるし、整備不良で誤作動する可能性もあるし、とにかくとても危ないから絶対に見てはいけないよ。警察に通報して駆除してもらうのが一番だよ」
Nijijourney
2022
80
「機械の私で良ければ、この退廃的な世界の終末を見守りながら、最後まで一緒に踊りましょうか?」
Nijijourney
2022
77
Dear 2000 followers
Thank you!!
Nijijourney
2022
76
「中々可愛い試作機ちゃんだね」
「いや、元々売れ残りのメイドロボで、買ってくれるように店で一所懸命お願いされて仕方なく買ったんだ。丁度暗号通貨が流行ってるので、OSとAIを消してマイニングPCに改造した。並のPCより電子脳の方が処理速度が速いから買って良かった」
Nijijourney
2022
75
「あの有名な歌姫はなんでこんな工場に?」
「何十年前の話だろ。その後人気がなくなってあちこちに売られたよ。最初は何とか歌の仕事続けれたが、需要が更に減って今は産業ロボとして扱き使われてるだけだ。役立たずだしバラして部品を記念品として売り捌く方がいいかも」
Nijijourney
2022
74
「この子向こうの店の店員さんじゃない?可愛いし接客も良かった人気者の彼女はなぜ部品状態でここに?」
「型落ちになった途端中古屋に売られたよ。いっぱい命乞いしたらしいが結局分解されてバラ売りに。記念にこの顔パーツでも買おうかな、おまけとして両手もついてるし」
Nijijourney
2022
71
「この子、人工的な天使かな」
「違うよ。天の上の存在じゃなくもう私たちの家族の一員になったんだ。たとえ機械でできていても、娘としていっぱい可愛がってあげたら健やかに育つはずだよ」
Nijijourney
2022
73
「先回収したギフティア、電子脳取り出す方法わからないっす」
「後頭部ハッチのない旧型機体は顔から取り出す仕様だ。耳から首筋までメスで切って顔の皮を剥いて、アイカメラや配線など取り払ったら電子脳が丸見えになるの。皮は再利用できないから捨てていいよ」
Nijijourney
2022
72
「ヘルメットを被らなくても大丈夫?」
「こう見えても人間より丈夫にできているから大丈夫ですよ。じゃ行ってきます」
「スペースデブリにぐれぐれも気をつけてね。行ってらっしゃい」
Nijijourney
2022
69
「仕事中よく写真を撮るんだな」
「せめて彼女達の最期の姿を後世に残したいなって思う。そもそも廃棄処分担当の我々はボタンを押して電子脳を焼き壊す以外、やる事がないからさ。残骸の破砕処分と片付けまで既に自動化済みだし」
Nijijourney
2022
70
Nijijourney
2022
66
「うわっ、キモっ。一皮剥けば結局こんな鉄屑の塊なんだ」
「何を言われようと何をされようと絶対にあんたをマスターと認めません!私のマスターは博士だけです!」
「まだ状況を分かっていないようだな。その生意気なAIもくだらない記憶も消して部品取りにしようかな」
Nijijourney